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起業するなら知っておくべき「事務所の賢い借り方」①

      2016/09/09

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さて、事業計画書も作成したことですし、いよいよ実際に事業を行う場所「事務所・営業所」を決める番になりました。

ところでその事業所についてですが、低資金起業ですと、
大抵の人は自宅事務所をせざるを得ないというパターンが多いのではないでしょうか。

「本当は、ちゃんとした事務所を借りたいがなにせ資金がないですからね~

なかなか事務所を借りるのは厳しいなのでとりあえず自分の自宅を事務所代わりに…

というケースが多いのですが、それにはちょっとした落とし穴があります。

 

そもそも事務所利用OKの物件?

たとえば持ち家(親所有など)の場合はとくに問題ありませんが(マンションや団地の場合は事務利用禁止の場合もあります)、
賃貸住宅、ワンルームマンションなどは大抵「住居専用」という指定が入っています。
※かならず、賃貸借契約書を確認下さい。

つまり、その物件は「住居専用」であって、「事務所利用」はし手は行けないことになっているんですね。

こういった場合、フリーランスで独立したから、あるいは会社を作ったからといって
自宅を事務所にしちゃうとちょっと問題になる可能性があります。

 

内緒でやっちゃだめ?

 

法的には問題がありますが、ウェブ制作やデザイン、アプリ開発・ウェブシステム開発といった、
パソコン一台で黙々と作業するだけというのならほとんど問題にはならないでしょう。

ただそれでも、開業届け(法人なら登記簿)には住所を記載することになりますし、
契約書や、事業によってはウェブ上に営業所所在地を公開しなければならないケースもありますからやはりおすすめは出来ないです。

会社ならもちろんそうですが、個人事業であっても開業届けをだしたら立派な経営者です。
経営者である以上無責任なことをするのはいただけません、
やはり大家さんや管理会社にはきちんと説明して断りを入れましょう。

 

「住居専用」だとマズイことがある。

1.古物商許可が下りません。

ネットショップやオークションで中古品を扱うには、「古物商許可」が必要です。
(パソコンや楽器修理などで、中古の部品を扱う場合も必要)

この古物商許可というものは、警察で取得することになるのですが、
届け出する営業所が「住居専用」になっていると許可がおりません。

その場合は、物件の所有者(大家さんや管理会社)から、「中古品を扱う事業を行う場として利用しても良い」
という趣旨の承諾書類を提出するように言われます。

このように、住居専用となっているために営業許可が下りないケースがありますので
注意が必要です。
2.食品営業許可も不可

飲食店を開業しようと思っている方のなかで、いきなり店舗を構えるのは難しいから、
お弁当なんかを家で作ってワゴン車に乗せて販売しに行くのはどうか?
クッキーやチョコレートを作ってネットで販売するのはどうか?
とか考えている人いませんか?

食品を扱うには、食品営業許可というものが必要で、都道府県に届け出する必要がありますが、自宅では許可は下りません。

この場合、自宅用キッチンとは別のキッチンがもう一つ必要。
そして、キッチンを置く場所は水が流せる場所(排水溝が必要)になっていることなど、決まりがあります。

まず間違いなく、自宅事務所では許可は下りません。

(なのでこれは低資本起業では無理です。諦めるか、お金をためてちゃんと店舗を借りるかしましょう)

 

 

小規模事務所なら、「SOHO可」「事務所利用可」 物件がおすすめ!

 

住居専用のマンションやアパートでは、基本的に事務所利用をしては行けないことになっています。
しかし、だからといっても、ビルの事務所なんかだと家賃相場は跳ね上がりますよね。
おまけに保証金や敷金、礼金もかなり高くなります。
そんなところをいきなり借りられない…

さらに言うと、事務所を借りても住む場所から遠い、
通勤時間をゼロにしたいので事務所と同じ場所がよいという人もいるでしょう。

このような場合におすすめなのが、普通のマンションやアパートだけど、事務所として利用してもよいという物件です。

賃貸物件検索サイト(Home's)などを開いてみればわかりますが、「事務所利用」という項目があります。
家賃相場は、普通のマンション・アパートなどに比べるとちょっと高めになりますが、まんま事務所よりはかなり抑えられます。
自宅兼事務所を利用する際の注意点。
自宅兼事務所とする場合、仕事部屋と住居部屋はなるべく分けたほうがいいです。
作業の都合もあるのですが、それ以上に税金の面での問題があります。

 

経費で認められるのは仕事部屋だけ。

家賃を経費で落とそうと思っているのなら、仕事部屋は完全にわけなけれなりません。
経費で認められるのは、仕事に利用している部屋だけで、面積できっちりわけられる様になって置かなければ、経費として認められないようになっています。

一人暮らしの人で、実家が同じ都道府県内にある人は一旦実家に戻るというもの手です。
実家近く、徒歩圏内の場所で借りれば通勤時間も短縮できます。
それから、自宅と事務所は完全に分けるほうが良いです。
自宅兼事務所の場合でもやっぱり部屋は分けて置いた方が良い。

というのは、仕事と自宅が一緒だと休みの日でもどうしても仕事のことが気になって
あんまり休めなかったりしますから体調管理の面でも問題が出てきます。

SOHO物件を借りて仕事専用にしておけば、家賃はすべて経費扱いにできますし、たまに仕事が遅くなった時だけ泊まるということも可能です。

一人暮らしがしたいのであれば、事業が軌道に乗ってからでも遅くはありません。
家賃はできる限り抑えろ!
家賃というのは固定費です。固定費は会社が儲かろうと売り上げゼロだろうと必ず発生するものですから、こういったコストは

できる限り抑えるべきです。
変な見栄を張って、高いところを借りたは良いが、売り上げが上がらなかったらどうしますか?
毎月の家賃が重くのしかかってあっという間に撤退。なんてことになりかねません。

むろん、サービス業でお客さんが来るような仕事の場合ですと、「お客さんが喜んでもらえるようある程度の環境は整えたい」
という考えはあります。

そういう合理的な理由があるのなら少々家賃が高くなっても仕方ないのですが、
単なる見栄、カッコいいからという理由で高いところを借りてはいけません。

 

家賃は安ければ安いほどよいのです!

 

固定費は抑える!これはビジネスの基本、鉄則です!

お客さんが尋ねてこないようなビジネスなら少々不便でも安いところにしましょう!
古い、狭い、ダサイ! 結構なことです。それで家賃が下がるのなら大いに歓迎すべきです。

事務所の借り方② → 掘り出し物物件、シェアオフィス、バーチャルオフィスについて

注)事務所を借りる際、不動産屋さんでインターネット契約をすると損をします。

ネットの申込みは必ずキャッシュバック・キャンペーンのある代理店から行いましょう。→詳しくはこちら

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