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スタートアップのアイデアを練る【収益方法を考える】

      2016/10/14

スタートアップの収益モデルについて考える

5)収益方法を考える

これもまたいい加減な人が多いです。かくいう私もずっとそうでした。

ビジネスである以上、どうにかして収益を上げなければいけない。
そんなことは当たり前なんですが、ことスタートアップとなると新しいアイデアだったり画期性だったりそんなものにうつつを抜かして
すっかり忘れてしまう。

ビジネスは金を儲けてなんぼです。
はっきり言って画期性やら斬新なアイデアなんてどうでもいいのです。
まずどうやって金を儲けるのか、それを考えなければいけません。

①広告収入は収益の柱にならない。

アイデアが素晴らしければ良いという考えにはどうもインターネット黎明期の広告収入による成功イメージがあるみたいですね。
私もその一人だったんですけど広告収入は相当にハードルが高い!

10000UU、100万PVで十万
例えば、Googleアドセンスによる広告収入を考えた場合。
ひと月1万人のユーザーが100万回ページを開いたとしてやっと10万円です。

この数字がどれだけ大変かというと、
中小企業のホームページの場合大体ひと月1000UU、で1万PVもあれば成功レベルです。

まあ、ちょっと売れているアフィリエイトサイトならこれくらいはすぐ行くんですが
仮に300万投入してサービスを開発したとしたら、月10万円では話にならないわけですよね。

しかもちょっとしたアフィリエイトサイトでもこれくらいの数字は達成できるわけですから
だったら下手なウェブサービスよりアフィブログをやったほうが効率がいいわけです。

てなわけで広告収入というのはちょっと収益の柱として弱すぎる気がします。

「無料にすれば使ってくれる」
まずこの考えを改めなければいけません。

広告で収入を得る代わりに料金を取らない。だから使ってくれるだろうというのは甘え以外の何ものでもありません。

広告収入が成り立つのは、本来「お金を払ってでも使いたいと思えるもの」に限ります。

つまり本来有料でも使いたいと思える。お金を払うにふさわしいものなのに「無料」で使える。
ということにこそ価値があって、広告収入が成り立つわけです。

決して、無料だから(金を払う価値がないから)代わりに広告で収入をという話しではないんです。
そこを履き違えると。無料だけどつまらない=誰も使わないサイトやサービスに成り下がってしまい
結局広告収入すら難しいということなってしまいます。

②課金できる方法を考えよ

課金は無料・広告収入に比べると遙かにハードルが高いわけですが。
逆にそのハードルをクリアしておかないと広告収入もなかなか難しいのです。

元々お金を出す習慣のあるものを選ぶ。

ウェブメディアに金を出させるのは相当難しい。なぜなら、元々金を出す習慣がありません。
ネットの情報=無料という認識がありますから、良質なコンテンツを作ってもなかなか購読費を払ってくれない。
金を出させるのなら、最初から金を出すことに抵抗のないものにした方が断然やりやすい。

・同人誌や漫画のダウンロードサイト
・婚活サイト
・グルメの予約サイト

などは、元々お金を払う習慣があるので課金がしやすい。

グルメの予約サイトなんかは、絶対課金しますよね。
レストランの食事が無料なんて認識はありませんし、同人誌や漫画のダウンロードサイトだとちょっと怪しくなってきてるかもしれません。
最近だと、無料で良質な漫画を配信しているサイト結構ありますから、課金への抵抗が高まりつつあります。18禁漫画だとまだまだ相でもないかも知れませんが。

私が考案した不動産サービスなんかどうですか。
賃貸住宅の入居者を募集するのに、金がかかるのは当たり前ですから
課金には余り抵抗はないわけです(しかも成約するまで無料)
とまあ、とにかく課金を考えるのなら、最初からお金を払ってくれそうな者にした方がいいです。

実は 事業案(素案)の資料を御覧頂いた方はおわかりかと思いますが、この段階では課金収入の事は考えていなかったんですね。

で、パートナーになって頂いたプログラマーさんから指摘されて、ああやっぱりいるなって思って修正したんです。もちろん課金は考えていましたが、最初の段階では導入が面倒だと思ってあえて課金がなくても成り立つ方法を考えていましたが、技術的に難しくないそうだったのでなら最初からという結論に至りました。

以前のパートナーが考案したサービスでオンライン履歴書という者がありました。

値段が3980円だったかな。
履歴書のウェブ版みたいなものだったんですけど、
こういうのは駄目な典型例ですね。

履歴書は基本ダダです。作るのに金を払う人はまあいません。
なので、こんなところに課金しようとしても、いくら安くても誰もやってくれません。
それに形式が決まっているわけですから、勝手にサービスを作っても普及するのにものすごく時間がかかる。
無料だって使いませんよ、そんなの。

SNS系のサービスはもうオワコン!

スタートアップというと、ウェブシステムを作ってウェブサービスを展開というイメージがあります。
IT起業のひな形みたいなもんですが(たぶんマーク・ザッカーバーグ氏のFacebookのイメージが先行している)

ウェブシステム=SNSみたいな発想はそろそろ捨てた方がいいです。

いまだに、起業仲間募集掲示板なんかにはSNS系のプランが投稿されていますが
もういくら何でも駄目でしょう。

FacebookやTwitterを超えるSNSが出てくるとは思いませんし。
なにより収益方法に問題があります。

 

Twitterが大赤字なわけなんですが結局広告収入しか得られないという方法はビジネスモデルとしてそろそろ限界を迎えているのではないでしょうか。

考えるべきはやっぱり課金収入で、どうにかして人金を出させることに頭を使った良いです。
インターネット=無料というイメージがまだまだあるようですが、
もうそんな時代は終わりです。

これからはむしろ、既存の(非ネット)で有料なものを、ネット化して大幅コストダウン。
そして課金というスタイルをやっていくべきだと考えます。

不動産もそうですが、まだまだ旧態依然とした環境でぼったくりみたいな金を取っていたり、非効率的で無駄なコストがかかっている業界はたくさんありますから
そういう所こそ狙い目です。

農業なんてどうですかね?

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